過去ログ - 新八「天使型アーンヴァルが良いと思いますよ」
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43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/10/04(火) 20:07:10.10 ID:dcypyd3C0
〜現在、歌舞伎町〜

近藤「はぁ…真撰組屯所内での神姫ブーム…いやそれは別にかまわねぇよ?もともと華も無い男所帯、息抜きの相手として神姫はこの上なく優秀だ。事務仕事も手伝ってくれるし人手は元の二倍だ」トボトボ

近藤「でも何で俺にだけ発注したトラックは壊れて海に落ちるわ、行く先々の店で神姫は売り切れてるわ、店に入るのをお妙さんに偶然目撃されて白い目で見られるわ…」トボトボ…ザッ

近藤「ツイてねぇってレベルじゃねええぇえぇぇぇぇぇぇ!!!!!そんなこんなで俺だけ神姫を持ってないとかドンだけなんだああぁぁ!!!!!局長だけ切腹とかマジありえないからあああぁぁぁ!!!!!」ウガアアアアァァァァ

店主「オイオイそこのあんちゃん、自己紹介的な愚痴あんがとよぉ?」ヒッヒッヒ

近藤「んん?」

店主「そんな不幸のどん底みたいな目をしてるあんちゃんに朗報だ、うちにはあるよ、神姫」ヒッヒッヒ

近藤「!! ま…マジかああぁぁ!!!!おやっさん、こんなボロ屋でも本当に神姫を売ってるってか!!!」

店主「うちはジャンクショップでねぇ、使い古しの中古神姫やピーキーな武装を取り扱うのが仕事でね?」

近藤「中古ぉ……いやいやいやこの際それでも構わん!!この際神姫さえ手に入れられればそれで良い!!!」

店主「あんたみたいに真に神姫を求めてるお客さんなら大歓迎だよ・・・」ニヤリ

ドン!!

箱(『危険!!!』『南無妙法蓮華経』『感染注意』『悪霊退散』等の張り紙で埋め尽くされている)

近藤「 」

店主「さて、この子なんだが」

近藤「いやいやいや待って、ちょっと待って!!!何これ、子って言うよりもはや箱じゃん!!寧ろお札じゃん!!!?機械製品というより明らかに呪い的なブツでしょこれ!!??」

店主「いやこれは・・・」

箱「もぉいい……もぉいいんですよ……おやっさん…」ボソボソ

近藤「ぎっぎゃああぁぁぁしゃべったああぁぁぁあ!!!!??」

箱「私を手に入れた人は…みんな不幸になっちゃって……」カタカタ、カタカタカタ

近藤(これは…箱の中の神姫、泣いているのかアレ?しかしビジュアル的にすごい怖いんだが……)

店主「この札は前の主人が施したものだよ…どうにも、人はもともと不幸の星の元に生まれたような人間がいるように、この子もまたそういう星の下に生まれたらしくってねぇ…この子の前の主人も、前の前の主人も、この子を手に入れたとたんに不幸に見舞われたもんだからってうちに何度も預けられてねぇ…一番不幸なのは、不幸すべての元凶を押し付けられ捨てられたこの子だというのに…」

近藤「え、あ、その〜…そういうのより奥にいるもっと普通の神姫が……」

箱「…どうせ私は呪いの神姫なんです…もういっそこのまま廃棄されたほうが人類にとって幸せなんです…」

近藤「…ッ!!!!!!!!!!」グガッ

店主「そんな事いうんじゃねぇぇ!!!いつかおめぇに似合った、どんな不幸にも決してめげない強靭なマスターを探し当てるまで付き合ってやるって約束したじゃねぇかぁぁぁ!!!」

近藤「   」ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”……

箱「そんな事いって…おやっさんにいつまでもご迷惑をかけるなんて・・・そんなの私にはとてもできません!!!!」がぱっ

店主「まて、待つんだ!!!!どこ行こうというんだかさぎいぃぃぃ!!!!」

かさぎ(エウクランテ)「おやっさんの知らないところへいくんです…さようならっ」バッ



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