14:短いし全部投下しちゃうか…… ◆.IsLampwR.[sage]
2011/09/28(水) 03:39:46.09 ID:axtTgyEU0
そのお願いを素直に嬉しいと思ったのと同時に、
別の考えが頭を巡った。
愛してほしいという願いは、
好意の他にも意味がある気がする。
孤独。
開いている窓から庭を見下ろすと、人ひとり居ない。
さっきの鎧たちも空っぽだった。
どこまでも広い空間に……一人ぼっち。
それが怖いと言うなら、迷うことなんてないだろう。
僕はソラの手を両手でしっかりと握った。
「もちろん!約束しましょう。」
「本当に?」
「うん、君の瞳に誓うよ。」
と言って、後から恥ずかしくなる。
「あー、ちょっとキザだったかな。」
「ううん、嬉しい!」
にっこりと微笑んだ。
僕も嬉しくなって 「サクッ」
しまった、クッキーの皿にひじを乗せていた。
「慌てん坊さん。」
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