過去ログ - 一方通行「いつまでそれを抱いてンだ」
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◆CB973lmTFg
[saga]
2011/10/19(水) 01:14:43.65 ID:eaUBhDXSO
絹旗に視線がいったことで視界が広がり、倒れているのが麦野と常盤台の二人だけでないことに気付いた。
黒髪でハチマキを巻いた暑苦しそうな男と、容姿はよく見えないが誰かいる。
そいつらも音楽プレイヤーを装備して、倒れている。
ここで倒れているのは、絹旗をあわせて、六人。
219
:
◆CB973lmTFg
[saga]
2011/10/19(水) 01:15:35.36 ID:eaUBhDXSO
絹旗「りよう…です」
浜面「利用?」
絹旗「麦野とここで超倒れている人たちは…第一位が力を得るための…材料にされたんです」
以下略
220
:
◆CB973lmTFg
[saga]
2011/10/19(水) 01:16:19.16 ID:eaUBhDXSO
絹旗「いま意識がないのは…そのために…一方通行の脳波に無理やりあわされたから…」
浜面「つ、つまり…」
浜面「一方通行の勝手な都合で…麦野がこんなにされた……ってことか!?」
以下略
221
:
◆CB973lmTFg
[saga]
2011/10/19(水) 01:16:55.37 ID:eaUBhDXSO
浜面「……」
滝壺「はまづら…」
浜面「一方通行の居場所、分かるか」
以下略
222
:
◆CB973lmTFg
[saga]
2011/10/19(水) 01:17:59.78 ID:eaUBhDXSO
浜面「上条家周辺の狙撃しやすい場所……なるほど、そういうことか」
浜面「あのやろう」
以下略
223
:
◆CB973lmTFg
[saga]
2011/10/19(水) 01:18:56.14 ID:eaUBhDXSO
行間 傍観者たち
224
:
◆CB973lmTFg
[saga]
2011/10/19(水) 01:19:52.10 ID:eaUBhDXSO
「趣味が悪いね」
「なぜだい」
「その私が撮った過去の映像を私の前で見るとは…みせつけているのか」
以下略
225
:
◆CB973lmTFg
[saga]
2011/10/19(水) 01:20:57.35 ID:eaUBhDXSO
「…」
「それにしても君のプラン、あと三百年くらいは遠のいたのでは?」
「幻想殺しだけでなく一方通行まで…」
以下略
226
:
◆CB973lmTFg
[saga]
2011/10/19(水) 01:22:00.11 ID:eaUBhDXSO
「禁書目録のクローンをつくりだし、その回収にかつてのパートナーをむかわせ、そこで上条当麻を目覚めさせる…」
「確かに亡き禁書目録にとらわれている幻想殺しの目を覚ますには、同じくかつてパートナー禁書目録を無くしたステイル=マグヌスが適任、そこまではいい」
「そうだよ…見えていなかったのだよ、幻想殺しの周りの人間の歪みが」
以下略
227
:
◆CB973lmTFg
[saga]
2011/10/19(水) 01:23:21.64 ID:eaUBhDXSO
「…」
「幻想殺しはいいヒーローだね」
「もちろん全く欠点がないわけではない、彼なりに悩んだり期待に応えられなかったりする時もあるが、けっこう救う力のある人間だ」
以下略
228
:
◆CB973lmTFg
[saga]
2011/10/19(水) 01:35:28.35 ID:eaUBhDXSO
「そんな完璧に近いようにみえる人間は他人から過大評価される」
「……周りの人間が勝手に像をつくる」
「その像を強く尊敬していた第一位と三位は、現実と自分の作った上条当麻像とのギャップに耐えられず歪んだ」
以下略
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