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2011/09/30(金) 11:31:50.34 ID:I2M6vPSs0
『ただ傍に居られれば』
空が綺麗なスカイブルー色をしていると言うのに、私の心は晴れない曇色だった。
灰色の方が近いだろうか、唯先輩の声が聞こえる。
晴れない心から愛しい人の声が聞こえてくる、幻聴なんて私はどうかしている。
先輩達が大学生になってから、私の毎日は憂鬱だった。憂達が居る、それは分かる。
純も落ち込む私をからかいながらも心配をしてくれた。
そんな優しい友達が居るんだ、なのに私は何なのだろう・・・
唯先輩が欲しい。唯先輩を勝手に体が求めている。唯先輩に抱き着いてもらいたい。
嫌だと思っていたのにやっぱり私は、唯先輩が好きだった。
唯先輩は、柔らかい、温かい、優しい、甘い・・・
あの肌にもう一度触れたい、私のこの手で。しっかりと感じたい。
・・・私は、だんだん病んできているのかもしれない。
唯先輩の全てが好き。顔、手、足、胸、爪、指、つま先、眉、目、唇。
今直ぐ触れて、確かめたい。先輩の温もりを、先輩の優しさを
でも今の私には、抱き着いてくれないかな。
こんな愛が歪んでいる私には。
綺麗な白い肌。澄んだ瞳。細い足。温かい唇。・・・一つたりとも嫌な所は無い。
でも、唯先輩の全部が欲しいとは言わない。
そう・・・今はただ貴女の傍に居られれば、それだけで。
下手ですみませんorz
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