28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/25(火) 20:43:12.42 ID:X3d57kXU0
目を開けた瞬間強烈な激痛が襲い、美樹さやかは慌てて癒しの魔法を使った。
辺りは瓦礫の山。その中でさやかは懸命に恭介を探す。
さやか「恭介!大丈夫!?」
結局のところ、さやかは恭介を探しだす事には成功した。だが……
恭介「」
さやか「……ねぇ、恭介。何で何も喋ってくれないの?さっきのことまだ怒ってるの?」
恭介「」
さやか「ごめんね恭介。でもあたしはさ、恭介のヴァイオリンをもっと多くの人に聞かせたかった。ただそれだけだったんだ」
さやか「追い詰められたのは……そりゃないと言えば嘘になるけどさ。仁美なら仕方がないと思ったんだ。恭介には勿体無いぐらいのいい子なんだよ」
恭介「」
さやか「だからね……恭介……」
恭介「」
さやか「……守れなくて……ごめん……」
恭介は、既に腕しか残っていなかった。
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