81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/30(日) 20:16:53.40 ID:F95Hs19w0
さやか「キリカ・・・・・・」
キリカ「これだけ派手に挑発かませば、今更私だけ除け者って展開にはならないよね」
さやか「・・・・・・何で?キリカはあたしなんていらないと」
キリカ「正直、今回の戦いに利は何もない。・・・・・・でも、君の正義感ではここは通すべきだと判断したんだろう?ならもう仕方がないさ」
さやか「・・・・・・」
キリカ「ま、こういう事は、慣れてる。織莉子ともよくぶつかったしね」
杏子「さて・・・・・・覚悟は出来たか?」
キリカ「覚悟?君が刻まれる覚悟、かな」
杏子「・・・・・・っへ」
キリカ「・・・・・・」
まず動いたのはキリカ。
キリカのかぎ爪は一直線に佐倉杏子を目指し、しかし杏子はそれを後退して回避する。
キリカ「!?」
そして、杏子が後ろに下がったことにより、必然的に前衛になった千歳ゆま。
もう既にゆまは衝撃波を打つ体制に入っている。
キリカ「しま・・・!!」
さやか「キリカ!!」
しかし、もうこの時点でさやかも攻撃の態勢に入っていた。
近距離での斬撃ではなく、遠距離からの攻撃。
刀身の射出ではなく、投剣。
これに対し、ゆまはそれを防ぐ形をとらざるをえない。
キリカ「爆砕しない方って今の?また随分原始的な」
さやか「キリカ、油断しないで!」
杏子「油断しているのはどっちだよ」
さやか「!?」
キリカがゆまとの間合いを詰めた段階で、
杏子は既にさやかへと間合いを詰めていた。
最初から佐倉杏子はキリカではなくさやかを狙い撃ちにするつもりだったのだ。
キリカ「(あれだけ挑発してのらないなんて・・・・・・。いや、むしろ挑発した事で逆にこちらの行動が読まれたのか)」
これにより状況はゆまとキリカ、杏子とさやかが一対一で向かい合う構図となる。
キリカ「(仕方がない。こっちの緑を速攻で蹴散らしてさやかに参戦しよう)」
キリカはゆまに向かって速度低下をかける。
が、それをゆまは何かが見えているかのような動きで回避した。
キリカ「・・・・・・馬鹿な!?」
思わずキリカは声をあげた。
魔法を別の魔法にキャンセルされるならわかる。
だが、不可視の魔法を回避できるとすれば・・・・・・
キリカ「魔力察知か!?」
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