20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)
2011/10/01(土) 01:43:58.05 ID:2M9YCOHw0
勇者「はー……飯はうまいし、昼まで寝てても文句は言われないし、きれいなメイドはいっぱいいるしで言うことなしなんだがなあ……何で姫を助けてこいって言われねえんだろ」
勇者「おいそれと助けに行けない事情でもあるのかねえ。確かに魔王は強いって話だが……姫を助けて魔王を倒したとあっちゃ、俺の名声がますます上がっちまうな。うんうん、楽しみすぎる」
勇者「さてと。このままぐうたらしてるか、こっそり逃げるか、こっそり助けに行くか。いい加減決めねえとなあ、本当」
??「あの、すみません」
勇者「ああ?」
そんな風に腐っている勇者へと声をかけたのは、身なりの良い一人の青年でした。
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