過去ログ - 涼宮ハルヒの絶体絶命都市 -SS速報VIP

過去ログ - 涼宮ハルヒの絶体絶命都市

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4:波平
2011/10/01(土) 16:14:44.95 ID:sqHUADvF0
大府→武豊

ハルヒ「遂に来たわね。武豊海岸……」

キョン「ここが……」

古泉「武豊…海岸……」

武豊海岸は、想像を越えた美しさだった。辺り一面に広がっている砂浜、工業地帯の付近とは思えぬ程の青い海。

しかし、それは俺達を誘う為の罠だったのかも知れない……

ハルヒ「綺麗な海ね！まるで夢の中みたい」

キョン「おい、古泉。本当に夢の中じゃないよな……」

古泉「ええ。決して閉鎖空間の中では無いです」

ハルヒ「それでは只今より、SOS団貝拾い大会を始めま～す！」

キョン「いいだろう。俺が一番多く取ってやる！」

古泉「僕も本気を出しますよ！」

ハルヒ「二人とも凄い熱気ね…まるで夏みたい」

キョン「じゃあ始めようぜ！！」

ハルヒ「いくわよ！よ～いドンッ！」
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キョン「ふぅ。俺は100個だな…古泉はどうだ？」

古泉「僕も100個です。涼宮さんは？」

ハルヒ「私は101個よ！私が優勝ね!」

古泉「なんと!僕達と一個差ですか……」

キョン「ちくしょう、あと一個だった……」

そんな話をしていると、俺の携帯から何やら火災警報機みたいな音がした。

ハルヒ「キョン、何その音？」

ｶﾁｬ

「エリアメール　緊急地震速報　東京、神奈川…愛知……以上の区域の方は強い揺れに警戒してください」

キョン「緊急地震速報……？」

ｺﾞｵｵｵｵオオオオオオ

キョン「うわっ！じ、地震だぁ！」

古泉「頭を守ってください！！」

ｺﾞｵｵｵ………

キョン「やっと収まった……」

古泉「津波が来ます！！早く逃げましょう！！」

ハルヒ「ちょっ…キョン、どうしたの？」

防災無線「大津波警報が発令されました。住民の方は、速やかに避難してください」

俺達は一心不乱に武豊駅まで逃げた。
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キョン「……嫌な夢をまた見てしまった」

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