過去ログ - 駿河「これも、また、戯言なのだろう」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2011/10/01(土) 23:58:59.64 ID:6uaDhiJBo
「何変なこと考えてるんですか阿良々木さんは。あなたの周りに与える影響は計り知れな

いし、あなたと私はまるでタイプの違う人間ですよ。他人に自分を求めないでください」

 ……なかなかに酷いことを言われてしまった。

 というか流してしまいそうになったけれど、真宵ちゃん本当に読心術でも使えるのか?

そういえば、忍野に会ってから使っているような気がする。僕の真宵ちゃんに何をしてく

れるんだ、あのアロハ野郎。

「わたしはあなたのものじゃありませんし、大事に思っているのだったら無視しないでく

ださいよ……もう見えなくなってしまったのかと、不安に思ってしまったじゃないですか」

 ああ、なるほど。だから涙目だったのか――それは悪いことをしてしまった。

 およそ二週間前――五月十四日、母の日。

 とある公園で、僕は真宵ちゃんに出会い、そして、ちょっとした事件を引き起こしてし
                          ・ ・
まった。真宵ちゃんは僕に会う前からある蝸牛に遭っていて、人によっては、真宵ちゃん

を視認できなくなっている。蝸牛はその道の専門家忍野の手によって一応の解決は試みた

のだが、真宵ちゃんはまだ思うところがあるらしい。



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