過去ログ - 夜空「王様だーれだ」 星奈「はいはーい!あたしあたし!」
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1: ◆EverDUcEIY[saga]
2011/10/02(日) 14:28:09.48 ID:Ki2EGvBwo
○ライトノベル『僕は友達が少ない』のSSです
○ネタバレ箇所があります。原作読んでおいた方がいいかも
○原作と食い違いがあったらゴメン


2: ◆EverDUcEIY[saga]
2011/10/02(日) 14:34:32.27 ID:Ki2EGvBwo
エピソード1:『王様ゲーム、ふたたび』

「王様だーれだ」

「はいはーい!あたしあたし!また最初に王様なんて、あたしにはやっぱり王の器が備わってるのね!」
以下略



3: ◆EverDUcEIY[saga]
2011/10/02(日) 14:38:09.58 ID:Ki2EGvBwo
「えーっと…3番がお笑いトークをする!」

なんと星奈の読み上げた命令は俺が書いたものだった。しかもその3番は俺!
前も同じようなシチュエーションがあったが、あのときはマリア以外の反応は散々だったな…よしいっちょ本気を出してやるか。

以下略



4: ◆EverDUcEIY[saga]
2011/10/02(日) 14:41:41.73 ID:Ki2EGvBwo
「おいどうしてくれるんだ責任とれ駄肉」

「うん、なんてゆーかホントごめん…」

「はぁ…理科、初っ端から疲れちゃいました」
以下略



5: ◆EverDUcEIY[saga]
2011/10/02(日) 14:45:22.31 ID:Ki2EGvBwo
「命令は…王様が5番にパシリをさせる!…なんだこれ」

「わたくしがあにきのパシリになれるとは、なんたるこうえい」

5番を引いた幸村がわずかに頬を赤く染めている。…絶対これ書いたのこいつだろ。
以下略



6: ◆EverDUcEIY[saga]
2011/10/02(日) 14:49:17.80 ID:Ki2EGvBwo
そして3回目。王様は夜空になった。

「なになに、王様がネコミミをつけて『ネコミミモード♪にゃんにゃん♥』と3回言う…ってなんだこれは!!」

驚愕の表情を浮かべる夜空。こういう命令を書く変な奴は俺は二人くらいしか心当たりがない。
以下略



7: ◆EverDUcEIY[saga]
2011/10/02(日) 14:51:37.27 ID:Ki2EGvBwo
「うう〜………あー………うがー!クソッ!!やればいいんだろ!」

ヤケクソ気味にネコミミをつける夜空。そして半分涙目になりながら顔を真っ赤に染めて、

「……ネ、ネコミミモード………にゃんにゃん♥」
以下略



8: ◆EverDUcEIY[saga]
2011/10/02(日) 14:53:18.36 ID:Ki2EGvBwo
「な、なにこれかわいすぎるんですけど!!??ハァハァ……夜空ぁ……ぐひひへへへへ」

星奈はよだれを垂らしながら興奮しまくっている。

「なんだこの気持ち悪い腐肉は……ていうかもういいだろ!3回もできるかこんなマネ!」
以下略



9: ◆EverDUcEIY[saga]
2011/10/02(日) 14:55:16.14 ID:Ki2EGvBwo
4回目。王様は小鳩に。

「レイシス・ヴィ・フェリシティ・煌が命じる…6番は、1分間ブリッジせよ!!」

ブリッジ…あの体操で反り返るやつか。地味にキツそうだなこれ。
以下略



10: ◆EverDUcEIY[saga]
2011/10/02(日) 14:57:51.00 ID:Ki2EGvBwo
5回目の王様はまたもや星奈。

「1番が王様に目を潤ませながら『お姉ちゃんダイスキ♥』と言う!い、い、1番は誰!?小鳩ちゃん?小鳩ちゃん?」

どうみても小鳩に言わせるために星奈が書いたとしか思えない…。そしてその1番は。
以下略



11: ◆EverDUcEIY[saga]
2011/10/02(日) 15:03:27.37 ID:Ki2EGvBwo
6回目は平仮名で書かれた般若心経を読むというものだった。王様は再び小鳩でマリアが読んだ。
般若心経を読むシスター、なんともシュールだった。

7回目。王様は幸村で引いた命令は『6番が一番近くのファーストフードショップで銃で撃たれた真似をして、
手のひらを見ながらなんじゃこりゃああ!!と叫ぶ』という精神的にキツそうなものだった。
以下略



12: ◆EverDUcEIY[saga]
2011/10/02(日) 15:05:44.09 ID:Ki2EGvBwo
近くのワック。

「いらっしゃいませー」

「…………パーン!うっ!!」
以下略



13: ◆EverDUcEIY[saga]
2011/10/02(日) 15:07:54.93 ID:Ki2EGvBwo
8回目の王様は理科。「早口言葉で『隣の客はよく柿食う客だ』をきちんと10回言う」という地味めの命令だった。
指名を受けたのは小鳩。

「となりのきゃくはよくかきくきゃきゃきゃ!」

以下略



14: ◆EverDUcEIY[saga]
2011/10/02(日) 15:11:29.73 ID:Ki2EGvBwo
9回目。

「えー、おーさまだーれだ」

夜空がどこか投げやりな感じで言う。正直、俺も少し飽きてきた。
以下略



15: ◆EverDUcEIY[saga]
2011/10/02(日) 15:19:01.74 ID:Ki2EGvBwo
グラウンドへ移動する隣人部一同。コーンを何本か借りて、だいたい100メートルだろうという場所に配置し、線を引く。
そして順位をきちんと判定するため(本来そんな必要はないんだが)ゴール横に立つ俺。

「いきますよー、位置について…よーい」

以下略



16: ◆EverDUcEIY[saga]
2011/10/02(日) 15:21:58.50 ID:Ki2EGvBwo
「はぁはぁ…っく、この淫乱肉め……!!」

息を切らしながら星奈をにらみつける夜空。

「あらあらぁ?負け犬終わコン夜空ちゃんがなんか言ってるわね〜?
以下略



17: ◆EverDUcEIY[saga]
2011/10/02(日) 15:24:03.78 ID:Ki2EGvBwo
続く10回目の王様は俺で、『コーラを一気飲みする』という命令。

「くっ……なんで私なんだ……」

夜空が顔をしかめる。
以下略



18: ◆EverDUcEIY[saga]
2011/10/02(日) 15:27:19.16 ID:Ki2EGvBwo
「………!けほっ、けほっ」

5秒ほどで夜空はむせてしまった。…やっぱりまだ炭酸苦手なんだな。
少し涙を浮かべている夜空。
ちょっと可哀想に見えるが、同時にかわいいと思ってしまった…普段とのギャップのせいかもしれない。
以下略



19: ◆EverDUcEIY[saga]
2011/10/02(日) 15:29:42.15 ID:Ki2EGvBwo
11回目。王様は幸村で『2番が3番の肩を揉む』という命令。
というわけで俺は理科の肩を揉むことになった。

「お前めちゃくちゃ肩こってんな…」

以下略



20: ◆EverDUcEIY[saga]
2011/10/02(日) 15:33:05.80 ID:Ki2EGvBwo
「そろそろ疲れてきたな…」

今回かなり色々させられていた夜空が疲れた顔で言った。

「そうですね、次で最後にしましょう」
以下略



21: ◆EverDUcEIY[saga]
2011/10/02(日) 15:35:14.75 ID:Ki2EGvBwo
「に、2番は誰だ?」

夜空が問いかけると、おもむろに手を上げたのは…星奈だった。

「うぅ〜絶対あたしには当たらないと思ったのにぃ…!」
以下略



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