過去ログ - 春香「千早ちゃんを好きになりました」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)
2011/10/02(日) 16:00:34.97 ID:dhyDyMXM0
無事事務所で書類を作成し、プロデューサーさんが直接オーディションの運営場所に届けてくれることになった。もう遅いからと私たち二人を車に乗せてくれながら、プロデューサーさんが振り向く。

「にしても二人ともびしょびしょだなあ」

プロデューサーさんの言葉に私たちは顔を見合わせて苦笑した。
急いでいたせいで、まだ息が落ち着かなかった。

「風邪引いちゃったらいけないしな、本当は事務所で乾かせればよかったんだがもう音無さんはいなかったからな……」
「プロデューサーさん、備品とかについては全然詳しく無いですもんね」
「うっ……せめてタオルの場所くらいわかればな」

はあ、と情けなさそうにプロデューサーさんが溜息を吐いた。
私は「落ち込まないでください!」と励ましながらも、確かに寒気は感じていた。
本当に風邪引いちゃったらまずいなあ、なんて思いながら濡れた服や頭を気にしていると、ふいに黙っていた千早ちゃんが口を開いた。

「プロデューサー」
「どうした、千早。寒い?」
「私じゃなくって、春香が。それで、良ければ私の家、もうすぐなので春香にタオルくらいなら貸せます」


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