過去ログ - 士郎｢人の為に頑張ったヤツが絶望しなきゃいけないなんて間違ってる｣ほむら｢……｣
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852:http://www.youtube.com/watch?v=xDtO1LihTOY[saga sage]
2012/05/06(日) 16:08:39.37 ID:6jpnDKtk0
ワルプルギスの夜まであと2日


気がつくとコンサートホールに居た。
両親に挟まれてよく解らないまま、おとなしく座っている。
以下略


853:http://www.youtube.com/watch?v=xDtO1LihTOY[saga sage]
2012/05/06(日) 16:09:34.74 ID:6jpnDKtk0
ある日の事。

「恭介遅ーい！」

「さやかが速すぎるんだって！
以下略


854:http://www.youtube.com/watch?v=xDtO1LihTOY[saga sage]
2012/05/06(日) 16:09:56.99 ID:6jpnDKtk0
それからしばらくの間、俺(あたし)は部屋に閉じ籠った。

「なんで？
　なんで恭介がこんな目に遭わなくちゃいけないの！？」

以下略


855:http://www.youtube.com/watch?v=xDtO1LihTOY[saga sage]
2012/05/06(日) 16:10:37.52 ID:6jpnDKtk0
そんなある時。

「僕と契約して魔法少女になってよ」

魔法少女というモノに出会った。
以下略


856:http://www.youtube.com/watch?v=xDtO1LihTOY[saga sage]
2012/05/06(日) 16:11:08.41 ID:6jpnDKtk0
―――何かがおかしい。
鏡でもないのに、俺の前に俺が居る。
イミテーションでもなんでもない、紛れもない俺自身が。
同一人物は二人以上存在しない。
そんな当たり前の矛盾。
以下略


857:http://www.youtube.com/watch?v=xDtO1LihTOY[saga sage]
2012/05/06(日) 16:11:53.31 ID:6jpnDKtk0
「わたくし、上条恭介君のこと、お慕いしてましたの」

翌日、あたしに生まれたのは後悔の念。
助けた筈の人を、見殺しにすればよかったという邪念。
しかも、よりにもよって親友に対してだ。
以下略


858:http://www.youtube.com/watch?v=xDtO1LihTOY[saga sage]
2012/05/06(日) 16:13:13.21 ID:6jpnDKtk0
何も欲しがっちゃいけない。
何も求めちゃいけない。
醜い自分を覆い隠すように、あたしは剣を振るった。

自分が傷ついても問題ない。
以下略


859:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/06(日) 16:14:31.59 ID:6jpnDKtk0
「やめろおおおおおぉぉぉぉぉぉぉっっっ！！」

「ひゃっ、な、なに！？」

跳ね上がる布団。
以下略


860:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/06(日) 16:15:02.32 ID:6jpnDKtk0
「さて、いつまでも寝てられ―――」

「？　どうしたの？」

不思議そうな表情で俺を見つめるほむら。
以下略


861:http://www.youtube.com/watch?v=vvrJ0UkSlec[saga sage]
2012/05/06(日) 16:15:59.37 ID:6jpnDKtk0
「ほら、口を開けて」

「え？」

ずいと迫りくるほむら。
以下略


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