過去ログ - まどか「無限の中のひとつの奇跡」
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15:視点:佐倉杏子 ◆oQV5.lSW.w[sage saga]
2011/10/03(月) 23:50:27.32 ID:mLlw9Zym0
「――私はもうすぐ、そこの学校に転校してくることになっているの」
ふーん、マミの縄張りにもう一人増えるか。ま、アタシには関係無い。
「あら――ねえ、だったら試しに、私と組んでみる気はないかしら。
私も見滝原中学の三年生なの」
「――そう。私は二年だけれど――やはり敬語を使うべきなのかしら」
「うーんまあ、そこは暁美さんの普通でいいと思うわ。
そういうのとは一生無縁そうな人も、そこに居るし」
「少なくとも誉め言葉じゃねーよな、ソレ」
「寧ろ心配してるわよ。『可愛くて素直な』佐倉さんの将来、大丈夫かって」
「――余計なお世話だ」
アタシは独り自由に、自業自得で生きていくと決めたんだ。
アンタに心配して貰う道理なんて、もう、これっぽっちも無いんだよ。
「魔獣って、必ずグリーフシードを落とすのよね」
ほむらが突然に妙なことを言い出す。
「そうだけど、それがどうかしたのか?」
「――別に。ただ貴方達は仲良しだって、思っただけ」
まるで意味が分からねぇ。その二つに何の関連性があるんだ?
――そもそもアタシとマミは、全然仲良しなんかじゃねぇぞ。
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