過去ログ - まどか「無限の中のひとつの奇跡」
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82: ◆oQV5.lSW.w[sage saga]
2011/10/13(木) 02:58:33.68 ID:oIK4Qu7A0
「ふっふー。通はやっぱりブラックなのだよ」
……うん、美樹先輩だからしょうがない。
私は素直に角砂糖を2個。敷島さんも1個。
「コーヒーは全然詳しくないのだけど、ブランドは何かしら?」
「えと、色々ありましたけど、適当に、『コロンビア』とかいうのを」
「うふふ、聞いてもさっぱり。でもいい香りねー」
「だあぁ!」
……美樹先輩……泣く程苦かったですか?
バンザイして踊り出す程に。
「……やっぱり砂糖入れる!!」
……あの、5個は多過ぎると思います。
「エリ、コーヒーミルクはなかった?」
「見つかりませんでした。クリープも。牛乳なら、ありましたけど」
「それでいいや。ちょっと取ってくる」
「うふふ。程よく溶けかけの抹茶アイス、美味しー」
ああ、なんかいいなあ、こういうの。
駄目だ……眼がちょっとだけ――
――え?
カップが転がり、黒い液体を畳に撒き散らす。
また、一瞬だけ、視えた。
「――どうしたの?真矢ちゃん?」
――視たくもない光景が、視えた。
「その羽飾り――どうして、枯れていくの?」
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