17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/06(木) 10:50:18.00 ID:yJ8J35aIo
小さな頃から、何をするにも意識のどこかに律がいた。
それを人は依存と言うのかもしれないけれど、それとは違うと私は思っている。
なにか言葉にしなければいけないとしたら、そうだな、目安、ってところか。
性格がまるで正反対のふたりだからこそ、互いが互いの目安になった。
長所が短所に、短所が長所になるのだと気付かせてもくれた。
友情がいつ恋心に変わったのかは自分でもはっきりとおぼえていないし、
お互いを嫌いあって別れたわけでもない。
恋人から幼馴染へ……ただ、もとに戻っただけ。
付き合い始めた時も別れを決めた時も、互いが互いの気持ちにぼんやりと気がついていた。
それをちゃんと言葉にしてくれたのは律で、私は今も彼女のやさしさに感謝している。
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