19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/06(木) 10:52:14.67 ID:yJ8J35aIo
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澪「……ん」
ふと目を覚ましたら、何かに反射した光が天井の一部を不規則に照らしていた。
ゆらゆらと揺れるそれを眺めているうちに、意識がはっきりとしてくる。
澪「あ、洗濯物……」
思いのほか日が傾いていることに気がついて、首をひねって窓の外を見る。
秋風に揺れる洗濯物の向こうで、空がオレンジ色に染まり始めていた。
上半身を起こしたら、胸の上にあった文庫本がばさりと床に落ちた。
ベッドから降りて網戸を開け、サンダルを引っ掛けてベランダに出る。
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