131:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/19(水) 19:03:47.98 ID:lyzr8qYH0
「最後に、どれだけキャラを作りこんでもそのキャラを演出したり表現する方法に問題があっちゃ意味無いわね」
「格好よくとか可愛くでいいんじゃねえのか?」
「そう言う意味じゃないわよ。例えば『上目遣い』とか『女の子特有の匂い』とかの演出って簡単で楽な表現だけど、ありがち過ぎるのよ」
「『前見たのと同じ話』に見えるって奴か」
「変な表現は駄目だけど、『その表現しかできない』と『その表現もできる』は別物だし、余りに使いすぎると『グシャ、バキ、ドーン』って表現とさほど変わらないわよ」
「そこまでかよ……」
「他にも、キャラと状況描写のバランスもあるわね」
「何それ?」
「例えば主人公が散歩をしてる時に、町の風景を描写すると、その間は主人公の動きがないでしょ? 主人公だけじゃなく状況を描写してる間は、全てのキャラが動けないし。余り状況を細かく描写しすぎるとキャラが動けなくなったり、話が進まないのよ」
どれだけ状況を説明し、どれだけキャラを動かすかの適切量は作風次第である。
コメディなどの軽い作風であればサクサク話を進めた方が読みやすく、シリアスなどの重い作風であれば描写をしっかりした方が雰囲気がでる。
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