過去ログ - 浜面くんがSSを書くお話
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38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/08(土) 19:04:50.59 ID:MoEXM0li0
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きぬはたはいつも元気だね。
「超元気です!」
そんなに走るところんじゃうよ。
「超大丈夫です!」
あ、ころんだ。
「超痛いです……」
ご飯おいしいね。
「超美味しいです!」
そんなに頬張らなくても大丈夫だよ。

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「ごめん、これ小説じゃなくてきぬはたの観察日記だった」

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貴方は私の膝の上に頭を乗せて起きる様子もなく眠りについている。
安らかな寝息を立ててる貴方を眺めながら、私は軽く息をついた。
「今日も大変だったね、はまづら」
貴方が私のために学園都市に喧嘩を売って三ヶ月。ずっと学園都市の上層部に狙われてる。
暗部の仕事は大変だったけど、貴方にとってそれが日常だった。
けど今は違う。貴方はいつも学園都市の追っ手と戦う。
貴方が戦う理由は知ってるよ。それは私を守るため。
「俺は滝壺を守る」
あの日、貴方はそう宣言したね。
貴方は戦いに疲れて私の膝の上で眠ってる。
「いつになったら、あの頃に帰れるのかな」
貴方に聞こえないように呟く。
私が貴方に出来ることなんて何もないから、だから今だけは……。

おやすみ、はまづら。

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