過去ログ - 上条「なぁ。教えてくれよ。名前」一方「……忘れたっつってンだろ」
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30:1[sage saga]
2011/10/12(水) 22:15:44.28 ID:cvck9Pzu0

「別に構いやしねぇだろ。問題ありゃ上が勝手に書き加えるさ。
個体識別が出来ればどうでもいいわ俺。おいaccelerator、英単語でいいのかこれ」

「あー、えっと。こういう字」

白い子供が、小さな足でトン、と軽く床を叩く。

途端に凄まじい音と共に床に亀裂が入り、木原以外の全員が飛び上がった。

「え、ちょ、な、何ですかぁ…!?」

「だから、あくせられーた、こういう字だって」

亀裂は生き物のように壁に這いあがり、数秒でピタリと止まる。

レベル5の能力測定にも耐えうる特殊素材が簡単に割れ、ざわざわと不穏な空気が部屋を満たしていく。

そんな雰囲気などどこ吹く風で、子供は木原を見上げた。

「わかったァ?」

木原がちょうど正面にしていた壁に、大きく一筆書きにしたような亀裂が走っている。

それは漢字四文字。


『一 方 通 行』と。











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