過去ログ - 上条「なぁ。教えてくれよ。名前」一方「……忘れたっつってンだろ」
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[sage saga]
2011/10/25(火) 23:25:18.75 ID:hVTRAVbV0
レベル5『一方通行』が木原の所属する第八中央研究所に来てから、一ヶ月が経っていた。
超能力者、という存在がもたらす利益は巨額のものだ。
しかも一方通行の能力は『すべてのベクトルを操る』というあまりにも規格外のもののため、あらゆる研究者が目の色を変えていた。
だが今は木原がすべてを押さえつけ、一方通行の主任研究員の地位を確保している。
木原一族の名もたまには役に立つものだ。
「あら、あーちゃん。晩ご飯かな?」
「うン。木原くンが今日はもォいいって」
「そうかいそうかい、今日はあーちゃんの好きなハンバーグあるよ」
「え、ホントォ?」
通りかかった食堂の調理人員の女性の話に、一方通行は微かに目を輝かせる。
「今日ハンバーグだって、木原くン」
「おいクソガキ。『木原さん』だって何度言やわかりやがる」
「でもこないだ女の人がそォ呼ンでたじゃン」
「あーあーあの女の真似かよ…。ホントロクなことねぇなアイツが来ると」
「でも木原さん、芳川さんと仲良いですよね?」
「虫酸が走ること言うんじゃねぇ。殺すぞ」
軽く首を傾げる助手に、木原の心からの殺気が向けられた。
「すんません!死にたくありません!!」
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