過去ログ - 梓「昔、唯先輩がいたところ」
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64:名無しNIPPER[sage]
2011/10/09(日) 21:27:29.15 ID:iCuZgnGAO
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あの頃のわたしは自分の中の空白を塗りつぶしてくれるものを探していた。
でも、今だって見つかったわけじゃないけどね。

錆びた黄色ベンチにわたしは座っていた。ぬるくなった炭酸を飲み干した時だった。
 「あーずにゃん」

後ろから声が聞こえた。
なぜか、それが自分を呼んだものだという確信めいたものを感じた。
今思えばこの時からわたしは、別の場所に迷い込んじゃったのかもしれない。
例えば、夢の中なんかに。



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