72:名無しNIPPER[sage]
2011/10/09(日) 22:57:35.77 ID:iCuZgnGAO
梓「えと、唯先輩」
唯「おおっ、わかるの?」
73:名無しNIPPER[sage]
2011/10/09(日) 23:05:56.66 ID:iCuZgnGAO
梓「あの、夢に入るのってどんな感じなんですか?」
唯「いやあ、説明はしにくいんだ」
74:名無しNIPPER[sage]
2011/10/09(日) 23:10:51.64 ID:iCuZgnGAO
梓「おまもりですね」
唯「これを持ってると見たい夢が見れる、魔法のおまもりなのです」
75:名無しNIPPER[sage]
2011/10/09(日) 23:17:15.47 ID:iCuZgnGAO
唯「さてとこれからどうしよっか」
梓「そうですね……あ」
76:名無しNIPPER[sage]
2011/10/09(日) 23:51:45.15 ID:iCuZgnGAO
適当にあたりをうろつき、たい焼き屋があったのでたい焼きを買いました。
もちろんわたしはクリームであずにゃんはあんこです。
海が見えところまで歩き、コンクリートの上に腰を下ろしました。
77:名無しNIPPER[sage]
2011/10/10(月) 00:01:17.38 ID:RN41ivvAO
梓「たい焼きの魚ってけっこうしっかりした顔つきしてますよね」
唯「いまさら何を言ってるのさ」
78:名無しNIPPER[sage]
2011/10/10(月) 00:06:12.95 ID:RN41ivvAO
さくりふしゃりぐにゃり。
たい焼きに歯をたてあふれたクリームが舌の上で広がり、それをわたしは飲み込みます。
唯「甘い」
79:名無しNIPPER[sage]
2011/10/10(月) 00:36:07.75 ID:RN41ivvAO
たい焼きを食べきってしまいしばらくぼうっとしていたら、先ほどまで子供が使っていたと思われる白いチョークが落ちているのを見つけ、わたしはそれを拾い上げました。そして、地面に向かって絵を描きはじめます。
梓「なに描いてるんですか?」
80:名無しNIPPER[sage]
2011/10/10(月) 00:43:25.70 ID:RN41ivvAO
安心感というのはつまり油断です。
彼らの声が聞こえてわたしはそれに気がつきました。
「いたぞっ、あそこだ」
81:名無しNIPPER[sage]
2011/10/10(月) 00:55:35.82 ID:RN41ivvAO
「くそ、あっちに逃げたぞ」
和「やめなさい!」
82:名無しNIPPER[sage]
2011/10/10(月) 01:07:23.66 ID:RN41ivvAO
わたしは海の上にいました。
海の上といっても海に浮かぶ船の上です。ここに逃げ隠れたらいつの間にか出港してしまったのです。
あずにゃんは船酔いしたので吐いてくると言ったきり戻ってきていません。
少し嫌な予感がしました。
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