10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/08(土) 23:25:18.66 ID:0NNV7K9wo
「――よぉ」
ビルを出て少し歩いたところで少年に出会った。
声を掛けられそちらを向くと、どこかで見たような顔がそこに立っていた。
「えっと、アンタどこかで私と会った事あったっけ?」
「いんや、多分初対面だぜ」
彼は苦笑し、そして名乗る。
「垣根帝督だよ、超電磁砲」
「……ああ」
なるほど、と御坂は思う。見覚えがあるはずだ。
「そっか。昼間あの子を殺したの、アンタだったわね」
「おいおい。あっちが勝手に死んだんだぜ。妙な言い掛かりはよしてくれよ」
嘆息し肩を竦めようとして――失敗して、垣根はばつの悪そうな顔を一瞬浮かべる。
それから溜め息を一つ吐くと彼は御坂に尋ねた。
「なあ。お前あっちで俺のツレに会わなかったか?」
「ツレ?」
今歩いてきた方を顎で示され、御坂は小首を傾げた。
「派手なドレス着た馬鹿女だよ」
「ああ――」
垣根はどこかおどけるような笑みを口の端に浮かべながらも、まったく外連味の欠片も見せず吐き捨てるように言い放つ。
その言葉に御坂は納得し、柔らかな笑みを浮かべ頷いた。
「あっちで割れてるわ」
730Res/353.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。