過去ログ - イノケンティウス「ポケモンチャンピオンを目指してみないか?」 ステイル「は?」
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10: ◆1.3Lm5W0kc[saga]
2011/10/08(土) 23:50:21.57 ID:IJ+BMVhAO

それはまだ彼が十歳の頃。

十歳になればもう立派な大人。それがこの世界での常識だ。そして十歳になれば、大抵の人はポケモントレーナーとなり、ポケモンを連れて旅に出る。
当時十歳だったステイルもその一人だった。

ステイルはイノケンティウスを連れて旅に出たのだった。


ジムリーダーの息子だけあってか、旅はそれなりに順調に進んで行き、ステイルはついにトレーナー達の目指す、ポケモンリーグへとたどり着いた。

そこからは簡単だ。待ち受ける四天王を順々に倒していき、勝てば晴れてチャンピオンになれる。

ステイルはやはりジムリーダーの息子だけあって、四天王を全員倒しチャンピオンになった。

……が、

ステイルが最後の四天王を倒し、まさにチャンピオンの座に就こうとした時。


もう一人の挑戦者が現れた。


少年だった。ステイルよりは年上で、しかしステイルよりは背が低く、それでいて、その姿は見る人全てに恐怖を植え付けるような――最強を物語っていた。

ステイルはその少年を見ると同時に、思った。この少年から勝利を納めなければチャンピオンなど語れない、と。

そして、両者の戦いが始まった――……。





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