過去ログ - イノケンティウス「ポケモンチャンピオンを目指してみないか?」 ステイル「は?」
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◆1.3Lm5W0kc
[saga]
2011/10/08(土) 23:54:20.16 ID:IJ+BMVhAO
勝ったのは、ステイルより年上で、しかしステイルより背が低い少年。
ステイルは負けた。それもただの負けじゃない。完敗だった。相手のポケモンに触れることすら出来なかった。いや、というよりも、
こちらの全ての攻撃を跳ね返された。
ステイルは本当に何も出来ずに、本当の意味で完敗したのだった。
そうしてステイルは負け、チャンピオンの座から引きずり下ろされた。
イノケンティウス「……それ以来、お前はこのグレンタウンからは出ずに、父親であるカツラの研究を手伝ってる」
ステイル「……」
ステイルの父親カツラはジムリーダーであるとともに、研究者でもある。
ステイルはあの少年に負けてから、夢であったリーグチャンピオンを諦め、カツラの研究を手伝っている。
イノケンティウス「確かにお前は研究者としては優秀だよ。カツラもそう言ってる。だがな、カツラはやはりお前にお前が進みたい道へと進んでほしいんだよ」
ステイル「……僕は、」
イノケンティウス「…まあ、それを決めるのもお前の自由だ。俺がどうこう言えることじゃない。だが…」
イノケンティウス「俺としても、お前にはかつての夢を叶えてほしいと思っている」
ステイル「……」
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