過去ログ - イノケンティウス「ポケモンチャンピオンを目指してみないか?」 ステイル「は?」
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284: ◆1.3Lm5W0kc[saga]
2011/10/22(土) 20:35:01.60 ID:BcVzKfrAO


『うんうん。君には力があるようだ』

『力……?』

『ポケモンを上手くバトルで活躍させることができる力さ』

『……それは。どんなもの?』

『うん? そうだね……。この力があればポケモンと仲良くなれるのはもちろん、ポケモンを使って困っている人を助けることが出来るんだ』

『困っている人を。助ける……。……いい力』

『うん。でもそれにはポケモンを扱う君の気持ちが重要になってくる』

『私の気持ち?』

『ポケモンという生き物は実は恐い生き物だ。人間に危害を加えるものや、町を破壊してしまうもの……。とても恐い力を秘めている』

『……』

『当然、悪い人がそんなポケモンを使えば恐ろしいことになる』

『うん……』

『だが、』

『!』

『優しい人間がポケモンを大事に育ててあげれば、ポケモンは優しい生き物になるんだ』

『優しい……』

『君は大丈夫だ。君が育てたポケモンはきっと優しいポケモンになるだろう』

『……私。立派なポケモントレーナーになって。優しいポケモンをたくさん育てて……うまく言葉にできないけど……』

『……。じゃあ約束しよう』

『約束?』

『僕とまた会う時までに君は優しいポケモンを育てて、困っている人を助けられるような立派なポケモントレーナーになる。そういう約束さ』

『約束……』

『ああ、約束だ』




第七章・守るべきもの





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