286:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/10(月) 23:24:30.47 ID:ySvkPYD40
ほむら「待って…お願い待って!!」
マミ「暁美さん!?」
気付けば私は駆け出していた。美国織莉子と呉キリカを追いかけて、縋るように美国織莉子の手を握る。
私から敵意を感じないからか、呉キリカは攻撃して来ない。
織莉子「何ですか?」
美国織莉子は冷たく見下ろしてくる。
ほむら「ねえ、あなたはまどかを殺すの!?殺そうとするの!?
お願い、止めて…彼女は私が絶対に契約させない…だから止めて!」
ようやく、辿り着いた絶望からの出口。絶対にそれを閉ざす訳にはいかない。
もう形振り構っていられない。今の私に出来る事は、彼女達に頭を下げる事しかない。
キリカ「君…」
ほむら「お願い、私にとってまどかは何より大切なの!!
私に出来る事なら何でもする…だから…だから私の大事な人達を殺さないで…
お願い…お願いだから…うっ…ううううう…」
織莉子「暁美ほむらさん…」
織莉子はきょとんとした顔でこちらを見ている。
キリカ「ねぇ、織莉子、この子可愛そうだよ…(それに…織莉子への私みたいだ)」
織莉子「そうやって恥じも見聞も無く、私達に頼むとは鹿目まどかさんは、
あなたにとって、本当に大切な方なんですね」
ほむら「ええ、そうなの…」
織莉子「ハァ…」
美国織莉子は溜め息1つ。
織莉子「困りましたね、どうしたものでしょうか…?」
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