294:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/11(火) 00:18:46.32 ID:fskPfNcj0
ほむら「信じるわ」
マミ「暁美さん?」
織莉子「理由、聞かせて頂けますか?」
美国織莉子の表情は変わらない。
ほむら「私もかつて、絶望の未来を回避しようと、必死にあがいていた事があるの。
それで、事実を仲間に明かしても、信じてもらえず、その絶望は現実となった。
もっと、皆に信じてもらえていたら、それはきっと回避できた筈なのに、私の力が及ばなかったから、私が上手く出来なったから、そうなってしまったの。
だから、美国織莉子、あなたが絶望の未来を変えようとあがいているなら、私は信じる。マミ」
私は横に座るマミに向き直る。そして彼女の手を両手で握る。
ほむら「私はあなたを信じている。あなたも私を信じていてくれてると思っている。
私を信じているなら、美国織莉子と呉キリカを信じて。お願い」
お願い・・・マミ。
マミ「暁美さん・・・」
数分の沈黙。
美国織莉子と呉キリカも黙って見守っている。
マミ「解ったわ、信じる」
ほむら「マミ・・・ありがとう・・・ありがとう・・・」
涙が溢れて来た。
マミ「ふふっ、今日の暁美さんは泣き虫ね。美樹さんが見たら笑うんじゃ無いかしら?」
マミは優しく私の頭を撫でる。とても安心できる・・・。
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