過去ログ - ほむら「怪獣!?」ゴジラ「…」
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767:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/19(水) 21:14:23.22 ID:6c84Z/ae0
見滝原市、中心街、上空。

今、私はバトラの背に乗って超音速の空中戦の真っ最中。
私はバリアを張ってるから普通に呼吸できるし、空気抵抗も無いわ。

“翼竜怪獣 ラドン”

ラドン(新)「キィエエエエエエエーーン!!」
敵は中生代のプテラノドンが放射能で怪獣化したっていうラドン。身長70メートル、翼長150メートル。
最早、古代生物が生き残ってたり、それが放射能で変異したとか聞いたり、大きさが100メートル超えてても驚かなくなっている自分が怖いわ。
何でこんな所でこんな事してるかって言うと、さやかを探して見滝原の高層ビルが並ぶ中心街に来たのよ。
人が多い所ほど怪獣が出易いって聞くからさやかも来てると思ってね。で、そこにいたら、飛行怪獣が来るっていう警報が出たから、そこにいた私が戦ってる訳。
戦ってたらさやかが、あたしに任せて!とガイガンに乗って飛んで来ると思って、街に被害が出ないよう雲の上で適当に時間かけて相手してるんだけど、来ないし。
ていうか、織莉子とキリカは?さやかと合流出来たのかしら?

・・・まさかとは思うけど、見滝原を出て、佐倉杏子にケンカ売ってたりしないわよね?今までのループで最初よく衝突してたし。
でも、まさか怪獣使って争ってたりはしないわよね?
それにもし、そんな目立つ事してたら、織莉子とキリカが見付けて止めるわよね?
一緒になって戦ってたりは・・・うん、無い無い、有り得ない。
さっさとこのラドンを片付けて帰りましょう。今日の怪獣はラドンだけだと良いけど。
そうそう、ラドン族の、私が今戦っている種類は極稀に体色が赤くなって、
生命力が大幅に上がって、口からの熱戦発射能力を得る個体もいるらしいわ。

ブルルルル・・・

ん?携帯?
私は今、超音速で飛ぶバトラの上にいるから、音が後ろに流れて携帯から鳴っても気付かないから、マナーモードよ。

着信:嫁

まどか?どうしたのかしら?

私はバトラの背中から飛び下りてスカイダイビングし、速度が時速200キロ程度で安定してから、電話に出る。
こうしないと超音速で飛んでたら、出ても音が流れて会話できないから。
時速200キロでも聞き難いけど、そこは身体能力の強化を使ってるわ。

ほむら「はい、もしもし?」

まどか「ほむらちゃん、今何処?」

ほむら「高度3万メートルくらいの高空よ」

まどか「えぇ!?そ、それはともかく早く来て!

ほむら「どうしたの?」

まどか「さやかちゃん達が、隣地区の魔法少女達と戦ってるの!」

・・・はい?

ほむら「・・・ごめんなさい、もう一度言ってくれる?」

まどか「さやかちゃんが、隣地区の魔法少女の子に戦いを挑んで、それで織莉子さんとキリカちゃんも加わって・・・」

ほむら「まさか、その隣地区の魔法少女って、佐倉杏子?」

まどか「え?うん、そうだよ。ほむらちゃん、知ってたの?」

あ、あ゛ぁあああああああああああーーーもう!!
何でよ!?人がどれだけ苦労して此処まで来たと思ってるのよ!?
今までもさやかは、仲間数人を道連れに自滅する事がよくあったけど、また!?またそういう展開なの!?

ほむら「解ったわ、直ぐに行くわ」

見ると、ラドンが落ちる私を見付けて飛んで来ている。そのラドンの体色が見る見る内に赤く変化していく。

“紅蓮翼竜 ファイアーラドン”

ファイアーラドン「キィエエエエエーーン!!」

わぁい滅多に見られない、ファイアーラドンだわー、嬉しくなーい。

ほむら「ごめんなさい、直ぐは無理かも知れないわ」

ファイアーラドン「キィエエエエエーーン!!」

私に向けて熱戦を吐いて来る。時間停止、バトラを呼んで背中に乗って熱線の射線から移動。
時間停止を解除すると、熱線が何も無い場所を通り抜ける。
もう、この怪獣ほっといて行こうかしら・・・。


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