58: ◆7oWiJj9WF6[saga]
2011/10/13(木) 18:02:16.90 ID:M21g0yr20
杏「あ、朋也。おはよう」
椋「……お、おはようございます、岡崎、君」
廊下に出て早々、委員長兄弟か。
どうやら今日はツイていないらしい。
朋也「……春原なら教室に居るぞ」
杏「あ、アンタ挨拶くらい返しなさいよ……。アイツはもういいの。昨日の内に4個くらいタンコブ作らせたから」
それは聞いただけでとても痛そうだ。
朋也「っで、どうしてあいつのこと探してたんだ?」
杏「……あのバカ、椋に変な宗教みたいな曲を聴かせてきたのよ!本当に危ない奴!」
予想通りだった!
椋「あ、あの……別に、悪くはない曲だと、思ったんだけど……その……趣味に合わなかったというか……」
杏「……椋、そういうのはハッキリと『気持ち悪かったから聞きたくもなかったのに無理やり聞かされた』って言っていいのよ」
椋「そ、そんなんじゃ……うぅ……」
杏「……っていうか、アンタ……またサボるわけ?」
椋「!」
朋也「いや。他の教室の授業を見学して来る」
杏「…………授業中に教室外にいることをサボるっていうのよ……」
朋也「そうなのか」
杏「それじゃ朋也!サボってばっかりいないでちゃんと出ること!椋を困らせたら承知しないからね!?」
椋「お、お姉ちゃん!大丈夫だよ、私は」カァァ
藤林はいつも困っているように見える。
その一言が頭に浮かんだが、頭の中にしまっておくことにした。
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