52: ◆rN1lz/nXIQ[sage]
2011/10/12(水) 17:39:01.13 ID:giDuWvSy0
真夜中。
物音は殆ど聞こえない。静かな夜
ある真っ暗な部屋でもそれは同じ。
静かな静寂の中で唯一響き渡るのは、キーボードのタイプ音。
不規則に繰り返されるそれはなかなか止むことはなかった。
唯一光が漏れているPCの、その前に座っている少年はキーボードを打ち終えると部屋の中を何気なく見渡した。
あまり家具が存在しない部屋の中。あるのはマンガやゲームが少々に、積み上げられた大量のポケモン関連の雑誌や書籍くらいだった。
そしてもう一つ。
彼にとって最も大切な存在である、一番の友達で、家族であるガーディーが、ベットの上で静かな寝息を立てていた。
その穏やかな寝顔を見て優しげに彼はほほ笑むと、またPCに向きなおった。
109Res/70.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。