過去ログ - 人と、ポケモンと、世界と
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53: ◆rN1lz/nXIQ[sage]
2011/10/12(水) 17:42:21.56 ID:giDuWvSy0



《へぇー・・・そんな事があるんですね》


そうPCに再びタイピングする彼の名は、グリーン。


レッドやブルーと同じクラスであり、クラスでは目立たない、弱気な少年だった。
積極的に人に関わっていくことが出来ない彼は、いじめられることはないがクラスでも友人がほとんどおらず、話すのは委員長であるブルー程度であった。
それも相手から話しかけられないと話せず、話をしても人の目を、女の子の目など特に、まっすぐ見て話す事なんて出来ない、そんな奥手で気弱な少年なのだった。

そんな彼ではあったが、ひとつだけ、大好きなものがあった。
それが、ポケモンである。
グリーンには人一倍ポケモンの知識があった。それはポケモン研究の権威である祖父がいたからかもしれない。

だがそれだけでは無いのだ。彼にはポケモンを愛する心があった。
自分から率先してポケモンについての事を調べ、学び、祖父にもいろいろ教えてもらいながら知識を積み重ねていった。
その甲斐もあって、彼は学業において、ことポケモンについての科目においては同年代に比較出来る者がいないほどである。

教師からは研究者の道を熱心に勧められ、祖父の事もあり、【自分は将来科学者になっておじいちゃんを手伝うんだ!】そうずっと考えてい
た。





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