58: ◆rN1lz/nXIQ[sage]
2011/10/12(水) 18:39:49.13 ID:giDuWvSy0
学校ではいつも窓際最後列の自分の席で本を読んで過ごす。
そこは学校で自分が唯一落ち着く場所であり、目立つこともなく、とても居心地がよかった。
そしてそこは後方からクラス全体を見渡せる場所でもあるため、クラス内の会話が読書をしている自分の耳にも自然に届いてくるのだった。
「ねぇ聞いた?結局レッド君もポケモントレーナーになるんだって!」
「あんなに授業避けてたのに?なにかあったのかしら」
「そりゃあ勿論!ブルーちゃんと何かあったに決まってるわよ」
「そうよねー。ブルーちゃんとかあからさまにレッド君の事好きっぽいし」
「ねー!わっかりやすいわよねー!けどレッド君は気づいて無さそう。彼そういうタイプっぽいよね」
「あーわかるわかる!でもまああの二人なら上手くいくんじゃない?なぜかそんな気がする」
「あたしもー。はぁ・・・どっかにいい相手落ちてないかしら・・・」
「あれ?あのコダックに似た彼氏どうしたの?」
「人の恋人コダック言うな!!・・・・・別れたわよ・・・」
「えーマジー?!」
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