過去ログ - 佐天「もう何も、私から奪わせるものか」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/11(火) 20:07:46.47 ID:v4dTQewXo
「ねえねえ、一緒に食べましょうよ」

「わぁ、佐天さんのお弁当美味しそう」

「佐天様、その、私と一緒にランチでも……」

「あ、あの……私もご一緒しても、よろしいですか……?」

突然転校してきた、レベル5の能力者
しかもほんの1年と半年ほど前には無能力者だったとくれば、珍獣を見るような目で見られるのも仕方の無い事だとは思う
同学年、下級生問わず行われるこういう絡みはめんどくさい、どこかに行ってくれないだろうかとさえ思ってしまう自分に、かなり自己嫌悪
それでも、私は能力を手に入れたことに後悔などは一切ない
あのクソ野朗共をブチ殺せるなら、あのクソ野朗共がこれから味わう地獄に比べれば、私の経験なんて生ぬるいという言葉以外では表せないだろう

「どしたの?ぼっーっとしちゃって、体調悪い?」

佐天「……ん、何でもないよ。大丈夫大丈夫」

ああ、そうそうさっきの親友がいないって発言は間違いだったかな
正確にはいなくなった、こっちの方がしっくりくると思う
もっと正確に言うなら、殺されたと言うべきだ

存在しているだけで不愉快な気分になるような薄汚い能力者共に、だから私はやつらを駆除する力を望み、そして力を手に入れた
そして私はこれからも更に高みを目指すつもりだ
もう誰も、何も、私の友人達は勿論の事、血の一滴から髪の毛の一本まで私からは奪わせたりしない
そのためには最強になるしかないのだから

私の何を犠牲にしてでも、私が最強になってやる、絶対に、絶対に―――


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