719: ◆3VOBH3KJAk[saga]
2011/11/23(水) 03:49:14.31 ID:xjIlnHHa0
僧侶「いえ、何もお気になさらないで下さい。お気持ち本当にありがたいです」
武道家「でも、あまりオススメはしないわよ?」
戦士「今から危ない洞窟の中に行くんだぜ?」
エルフ娘「うん、それは承知の上よ。さっき聴かせてもらったから」
エルフ娘「弓の心得はあるんだ。エルフならではの特技もあるしね。薬草は軽いものしか作れないけど」
遊び人「特技?」
エルフ娘「うん、貴女も持ってるんでしょ?僧侶」
僧侶「え?と、特技ですか?あのっ、お手玉とかなら……」
商人「なんか勘違いしてますねこの子」
エルフ娘「そうじゃなくて……あなたも聴こえるでしょ?植物達の声」
僧侶「!!!?」
女勇者「ほ、本当かい?僧侶ちゃん」
戦士「お前そんなビックリ素敵特技が!」
僧侶「あ、あれは幻聴なんかじゃなかったんですか!?」
エルフ娘「幻聴じゃないよ。私達の耳はあらゆる物の声を聞き取るためにこんなに長くなったんだよ」
僧侶「そ、そうだったんですか……」
僧侶「…………では猫さんの声なんかも頑張れば……」
武道家「何を期待してんのよ……」
エルフ娘「あー、ハーフエルフの場合は耳が少し短いから植物が限界らしいよ」
僧侶「…………そうですか…………」シュン
女勇者「何を期待してるんだいってば……」
魔法使い「きもちはわかるよぅ。すっごくわかるよぅ」
1002Res/574.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。