過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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100: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/26(水) 22:36:14.40 ID:vGfApbVA0

「……はぁ」

自分の足で登校しておいて、学校に通う意味があるのか、なんて考える。
別に勉強が嫌になったとか、そういう話ではない。
勉強自体は真面目にやっている。

では、どういう理由でそんな考えに至ったのか。

包み隠さず言うと、話す相手が居ないのだ。
勿論話しかけてくる同級生は居るが、ただの同級生であって友人ではない。

『友人』のハードルが高くなっているのは、自分でも分かる。

時間を越えて出逢い続けた―――まどか、さやか、マミ、杏子。
関係が険悪な時間軸もあった。
けれど、私の中ではいつだって。

最愛の、親友で。
手のかかる、お調子者の友人で。
どんな時も頼りになる先輩で。
口は悪いけれど、根は優しい仲間。

そのどれもが欠如した空間は、なかなかに苦痛であった。



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