過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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102: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/26(水) 22:38:46.07 ID:vGfApbVA0

「―――ほむらさん、」

声をかけられ、はた、と気付く。
顔を上げた先に見えるのは、緑の髪。

「志筑……さん、何かしら」

フルネームで呼びそうになって、不自然だろう、と思って、やめた。

志筑仁美。
まどかやさやかと同じく、クラスメイト。
上条恭介に想いを寄せて、その影響でさやかと色々とあった、というのは記憶している。
魔法少女ではないので、繰り返した時間の中での関わりは薄かった。

「さやかさんの、ことなのですけれど……」

思いつめたような表情。
自分が上条恭介と共に居ることで、さやかが居なくなってしまったのかどうか、気にしているのだろう。

確かに、間接的にはそうかもしれない。



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