過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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206: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/03(木) 22:32:31.59 ID:JsI8h3lY0

ああ。
しまった、と思った。

どうしてしまった、なのかはわからなかったが。

「……魔法少女は、」

けれど、不思議と自分は饒舌だった。
それが良いのか悪いのか、わからないけれども。

「キュゥべえと契約することでなることができる。願いを一つ叶えることでね」

「願い、を……?」

ああ、と答えた声は、ほとんど空気が抜けただけのような音だった。
見極めて、どうしようというのか。

自分のために願おうと、他人のために願おうと、結局運命は同じ所に帰結するのに。



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