過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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249: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/07(月) 22:17:03.37 ID:ZV/Aahek0

どうにか、体勢を持ち直す。

「ったく、いきなり何さ……魔獣か何か?」

「ええ―――まあ、そうね。荷物はマミに預けておいたから、パトロールは私たちの仕事よ」

「ふぅん……」

事実ではあるだろう。
方便、という意味も含んではいるが。

「……そういえば、右手の調子は?」

「ああ……まあ、おかげさまで、な」

「そう」

興味があるのか無いのか、わからない。
素っ気無いようにも感じるが、心配している気もする。

「まあ、ちょうど話したいこともあったし、良かったのかしら」

「……話したいこと?」

「それは帰る時に。戦闘で気が散っても困るでしょう?」

「そりゃ、ね」



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