過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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260: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/08(火) 22:38:26.16 ID:xUs+d3m00

ズン、と地響きが大気までも震わせる。
残ったのは、衝撃に砕けた地面。

魔獣は跡形も無く霧散する。

そんな様子から、アレも自然に生まれたものなのだろうか、なんて思ってみる。
しかし、その思案は無意味だ。
考えて、答えが出る物ではない。

「……うし」

必要なのは、今拾い上げた黒い小片。
グリーフシード、と言われるその品。

魔獣を倒せば落とし、ソウルジェムの穢れを取る。
そうしてその取りきった物は、キュゥべえが回収している。
出来過ぎているというべきか、都合がいいというべきか。

なんにせよ、それも無意味な思考であった。



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