過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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296: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/12(土) 22:59:58.59 ID:nEOHrpGD0

矢を番えたほむらが、少し呆れたような顔をしていた。
まあ、独断専行は愚の骨頂だ。

けれど直後、微笑んだ。
あたしは元々、こういうじゃじゃ馬でしかない。

ほむらのように一意専心、居合いのごとく屠るのでなく。
マミのように華やかに、ワルツを踊るような戦いでなく。

さやかのように猪突猛進、乾坤一擲という風でもなく。

ただ飄々と戦い、喰らい尽くすだけ。

それが本来のあたしだろう。

その状態に戻って、ほむらとしては複雑なのだろう。
扱いにくく、けれどそうあるべきもの。

合わせてくれているあたり、受け入れてくれているのだろうが。



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