過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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319: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/14(月) 22:39:33.03 ID:j3Yj+iFh0

『そう、か……』

必要性を感じない、とでも言って忘却しているようではない。
一応、聞いてみる価値はありそうだった。
収穫があるかどうかは、わからないけれども。

『なら、さやかと契約した時のことは覚えてるな?』

『ああ、勿論……願いは、上条恭介の腕を治すこと、だったね』

上条恭介。
さやかが想いを寄せていた少年。
その想いが愛か、友情か、憧れか、憐れみか、何なのか自分にはわからない。

『さやかは、願いを叶えて後悔してたか?』

『ふむ……全くしていない、とは言えないね』

『……はっきりしねーな』

『そう言われても、僕には感情が無いからね……事実から推測することしかできないよ』



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