過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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342: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/16(水) 22:38:42.74 ID:lqx2O6cd0

そう言って、答えを聞かずに奥へと下がっていく。
いくらなんでも、警戒心が無さ過ぎないか。
まあ、10代前半の少女を警戒する理由も無いのだけれど。

それにここはあのお人よしの関係者の家だ。
家族全員お人よしでもおかしくはない。
そうであるからこそ、『あいつ』も惚れたのだろうし。

そこで、再び扉ががちゃり、と開いた。

「あれ、君は……?」

「……よう」

見当もつかない、という風な顔だった。
実際、直接会ったことは無いのだから、当然だろうが。

「上条恭介、あんたに話がある」

「話……? いや、それよりも君は一体―――」

「美樹さやかの、話だ」



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