過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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352: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/17(木) 23:36:12.31 ID:pGdbEn/o0

「……どうして、」

そうして、口を開く。

「どうして、さやかはそんな代償を払ったんだ……?」

「……それが、どうしても叶えたい願いだったからだろ」

「命を捨ててまで、叶えたい願いが有ったのか!? それは一体―――!!」

見た目に似合わず、声を荒らげる上条恭介。
自分はただ、すっと指で少年を指した。

「……え?」

「あんたの、腕だよ」

そう言えば、少年は自分の左腕をじっと見詰めた。
二、三度握ってみて、ああ、と溜息をついた。



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