過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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36: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/14(金) 20:51:43.62 ID:p2kapb3X0

そこで、杏子は気付いた。

「……あんたがここに居るってことは、マミはもう家に居るよな?」

「でしょうね……全学年12時に下校だったし、職員会がどうとかで」

「あ、その辺の事情はどうでもいいから」

「……せっかちね」

居るなら居るで善は急げ、だ。
こういうことに慣れていない自分が、長々と世話をする必要もないだろう。

「そんじゃゆま、行くか」

「ん、あ……えっと、そっちの人は……」

ああ、まだ名乗ってなかったな、とようやく気付く。
そうしなくても会話が成立していたので、完全に忘れていた。

「暁美ほむらよ、よろしく」

ほむらが屈んで、ゆまに微笑みかける。

その様子が意外だったので、杏子は首を傾げた。




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