過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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396: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/20(日) 19:54:00.29 ID:IhTdXqr+0

「本当にそういうものとは、限らないわよ?」

「まあね……でも、そう考えたほうが楽しい、だろ?」

「……そうね」

言って、ほむらはふふ、と笑った。

「彼女は……最期まで、正義の味方で在り続けた。理想の魔法少女で在り続けた。だから……」

「ああ、きっと幸せだろうさ」

今回、魔獣に立ち向かおうと最初に決めたのはマミだった。
マミは年長者だが、寂しがりやだったり、脆い部分もある。
それでも、魔法少女で在り続けようとした。

たとえ消え去る運命でも。
消え去ることなど、心を殺すよりずっといいと信じて。

結局、正義に殉じた。



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