過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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428: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/23(水) 23:10:36.77 ID:DgSjDShL0

ゆまも、自分にとっては大事な妹だ。
初めて会ったとき、教会の前に捨てられていたゆまに、自分が手を差し伸べた。
それから色々とあって、父親が養子として迎えようと言ったんだったか。

頭を撫でてやると、嬉しそうに笑う。
昔ほひどいことをされていたようだが、今はせめて、幸せであってほしいと思う。

そこに、視線を感じた。

「ん……どうしたもも、羨ましいのかい?」

「……はっ!? べ、別にそんなこと、」

あたふた、と必死で取り繕うもも。
さすがに今の歳で甘えるのは、恥ずかしいのだろうか。
ならば、だ。

「―――そらっ!」

「きゃっ!?」



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