過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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431
:
◆h4ONJivhRc
[saga]
2011/11/23(水) 23:12:17.16 ID:DgSjDShL0
「はぁ……チクショウ、どこ行った!」
以下略
432
:
◆h4ONJivhRc
[saga]
2011/11/23(水) 23:12:57.75 ID:DgSjDShL0
「悪いね……お礼をしたいんだけど、今忙しいし」
「あら、いいのよ別に。困ってる子が居るなら助けるのが普通でしょう?」
以下略
433
:
◆h4ONJivhRc
[saga]
2011/11/23(水) 23:13:47.69 ID:DgSjDShL0
「くそっ……確かこの辺りに、」
以下略
434
:
◆h4ONJivhRc
[saga]
2011/11/23(水) 23:14:21.79 ID:DgSjDShL0
「……すいません、この子、急に走り出しちゃって」
「ああ、別にいいんだよ」
以下略
435
:
◆h4ONJivhRc
[saga]
2011/11/23(水) 23:15:13.25 ID:DgSjDShL0
それよりも、あの白猫だ。
いったい、どこへ行ったのやら。
「なあ、あんたら……白い猫、見なかったか?」
以下略
436
:
◆h4ONJivhRc
[saga]
2011/11/23(水) 23:15:42.88 ID:DgSjDShL0
息を切らせ、辿り着いたのは駅。
以下略
437
:
◆h4ONJivhRc
[saga]
2011/11/23(水) 23:16:20.72 ID:DgSjDShL0
つまり、まったくの徒労だったわけだ。
別件のものかもしれないが、そんな気がした。
溜息をつきながら、帰途につこうと踵を返す。
その、瞬間。
以下略
438
:
◆h4ONJivhRc
[saga]
2011/11/23(水) 23:16:53.06 ID:DgSjDShL0
「そんなメソメソして、何かあったんだろ? 言ってみな」
「……どうして、見ず知らずの他人にそんなこと言われなきゃなんないの?」
以下略
439
:
◆h4ONJivhRc
[saga]
2011/11/23(水) 23:17:29.71 ID:DgSjDShL0
しばらくして、胸を押された。
もういい、ということだろう。
以下略
440
:
◆h4ONJivhRc
[saga]
2011/11/23(水) 23:18:07.32 ID:DgSjDShL0
「杏子……そっか」
少女は、何故だかあたしの名前を嬉しそうに呼んだ。
以下略
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