過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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434: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/23(水) 23:14:21.79 ID:DgSjDShL0

「……すいません、この子、急に走り出しちゃって」

「ああ、別にいいんだよ」

以下略



435: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/23(水) 23:15:13.25 ID:DgSjDShL0

それよりも、あの白猫だ。
いったい、どこへ行ったのやら。

「なあ、あんたら……白い猫、見なかったか?」
以下略



436: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/23(水) 23:15:42.88 ID:DgSjDShL0



息を切らせ、辿り着いたのは駅。

以下略



437: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/23(水) 23:16:20.72 ID:DgSjDShL0

つまり、まったくの徒労だったわけだ。
別件のものかもしれないが、そんな気がした。
溜息をつきながら、帰途につこうと踵を返す。
その、瞬間。
以下略



438: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/23(水) 23:16:53.06 ID:DgSjDShL0

「そんなメソメソして、何かあったんだろ? 言ってみな」

「……どうして、見ず知らずの他人にそんなこと言われなきゃなんないの?」

以下略



439: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/23(水) 23:17:29.71 ID:DgSjDShL0


しばらくして、胸を押された。
もういい、ということだろう。

以下略



440: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/23(水) 23:18:07.32 ID:DgSjDShL0

「杏子……そっか」

少女は、何故だかあたしの名前を嬉しそうに呼んだ。

以下略



441: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/23(水) 23:18:47.39 ID:DgSjDShL0


その出会いは、進んだ先の未来なのだろうか。
それとも、分岐して並行し、決して交わらぬまた別の現在なのか。

以下略



442: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/23(水) 23:19:16.06 ID:DgSjDShL0



「……食うかい?」

以下略



443: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/23(水) 23:20:21.05 ID:DgSjDShL0

これにて完結です
読んでくださった方々、まことにありがとうございました

我ながら蛇足だな、とは思いましたが、ラストの大まかな構想自体は早くから考え付いていたので
以下略



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