過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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45: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/16(日) 20:37:02.35 ID:BmmdhGzh0

あっちの三人は何をやってるんだ、とマミは頭が痛くなった。
何はともあれ、キュゥべえが見えるということは、この幼い少女も。

「……キュゥべえ」

「ああ、なかなかの素質だ……もっとも、すぐ契約する必要も無さそうだけど」

「あら、それはどうして?」

そうだね、と言いながら、キュゥべえがマミの隣に走り寄る。

「そもそも、魔法少女が同じ街に三人も居ること自体が異常なんだ。グリーフシードの分け前を考えれば、ね」

「でも、そう私たちはそう切羽詰まっていないわよ? それに昨日までは―――」

言いかけて、口をつぐんだ。
咄嗟に杏子とほむらを見たが、ゆまと談笑していて聞いていない様子だった。

「……それはひとえに、君たちが優秀だからだよ。まあ、確かにそれもあるけどね」

「も、ってことは?」

「ああ、もう一つ理由がある。それは―――」

ごく、とマミが固唾を呑んで見詰める。



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